宮城県黒川郡大和町の吉岡に来ています。
ここ吉岡は江戸時代、吉岡宿という宿場町で「殿!利息でござる」の舞台となった町。
宿場町は「上町」、「中町」、「下町」とエリアが分かれていて、映画の中でもそれぞれの町が出てきます。
ここは宿場町の入り口に位置する上町。
この建物は映画の中でも大活躍の茶師、菅原屋
この菅原屋
こちら、児玉金兵衛商店です。
児玉金兵衛商店が宿場町時代から続く酒屋さん。
ちなみに隣は殿!利息でござるの主人公、穀田屋重三郎の子孫の方が営んでいる酒屋、私も以前伺った穀田屋です。
なんともレトロな感じがいいですね。
たばこの看板がまたいい味出しています。
店内に入ると、お酒やたばこ、食料品や生活雑貨などが並びます。
と、お店の横に飴が売られているコーナーが。
ここ吉岡宿にある吉岡八幡神社では毎年12月14日に縁結びの伝統行事「島田飴まつり」が行われています。
文金高島田の髷をかたどった飴「島田飴」を手に入れると良縁に恵まれるのだそう。
この児玉金兵衛商店では、その飴づくりの伝統を引き継いでいるのだそうです。
「家業の傍ら、飴も少し作ってるんですよ。」と店主の方が説明してくれました。
そんな由緒正しいところで作られている飴があるならば、と、飴を購入してきました。
それがこちらです。
飴印の袋から……。
いちごあめが出てきました。
色がきれいで可愛い。
とても美味しそうです。
一つ口に入れると、自然な甘さが口いっぱいに広がります。
なんだか優しい気持ちになれる飴ですね。
いちごも飴も大好きな娘は早速一人で食べだします。
もうなんだか止まらなくなっちゃってるみたいでした(笑)
児玉金兵衛商店でいちごあめを買ったときに、おつりとは別にこんなものもいただきました。
なんだか粋ですね。
良縁に恵まれる飴を作っているところで、こんな縁起物もいただけるなんてちょっとほっこりしますね。
児玉金兵衛商店 宮城県黒川郡大和町吉岡上町41