今回、宮城県北部にある遠田郡美里町の小牛田に来ています。
伏見とうふ店から1、2分歩いたところにも100年以上続く老舗があるんです。
それがこちらです、斎林本店。
斎林本店は明治37年(1904年)に創業した老舗の酒屋さんです。
明治37年は屯田兵が廃止された年。
屯田兵とは明治時代に北海道の警備と開拓にあたった兵士の事、明治7年から明治37年まで実施されていました。

看板が何とも立派ですね。
早速中に入ってみると、中はかなり広くて、何よりすごくきれい。
日本酒がメインですが、本当にたくさんの種類のお酒が置いてあります。
店の奥にはワインなども置いてありました。
聞いてみると、100年以上の店舗の後ろ側に新しく店舗を建て、くっつけたのだとか。
たしかにお店の奥側は新築のような感じになっていますが、100年以上の店舗もかなりきれい。
現在、6代目のご主人が切り盛りしているそうですが、働いている方はみな元気がよくてすごく雰囲気の良いお店です。
接客してくれた方もお酒の事をいろいろと教えてくれて楽しくお酒選びが出来ます。
色々と迷いましたがあまり日本酒っぽいのは……と思ったので、今回はこちらを購入。

ゆず酒です。
なんだかおいしそう。
作っているのは宮城県の老舗酒造「寒梅酒造」。
ストレート、ロック、炭酸割りでも、と書いてあります。
どれも美味しそうだけれども、やはり最初はロックで……。
いいですね。なんだか大人の飲み物って感じ(大人の飲み物ですけど)
それではいただきます。
ああ、美味しい。
ゆずの香りが本当にさわやかですごく飲みやすい。
これは飲み過ぎちゃうなぁ、女性でも美味しくお酒を飲むことが出来ますよ。
このあとサイダーで割って飲みましたけど、もうこれ夜の飲み物じゃないって感じ。
太陽が照り付ける夏の日差しの中、プールサイドで飲みたい、そんな感じのお酒でした。
今回も老舗の酒屋さんで美味しいお酒に出会うことが出来ました。
ありがとうございます。
斎林本店 宮城県遠田郡美里町南小牛田字町屋敷124