山手線開通の年に創業 仙台味噌、醤油の老舗 今野醸造のミソルト

古川の市街地から加美郡のほうへ車で走らせること10分。

周りはすっかり田園風景です。

 

まっすぐ道で何もありません。

 

でも田んぼがきれい。

 

 

私はこういう場所が大好きです。

 

こんなところに老舗があるのかな?と思いましたが、車をさらに走らせること10分でお目当ての老舗の看板が出てきました。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

今野醸造です。

 

今野醸造は明治36年(1903年)に創業した老舗仙台味噌の醸造元です。

 

明治36年は現在の山手線である日本鉄道豊島線(池袋~田端間)が開通した年です。

山手線と言ったら東京の大動脈ですよね、今ではあたり前のようにある交通手段ですが、その山手線にもあたり前の話ですが始まりがあったんですね。

そんな年に創業したのが今野醸造です。

 

仙台は「仙台味噌」が有名で、古くから醸造している蔵が今でもたくさん現存しています。

私も過去に何度も仙台味噌の醸造元に行ってきましたが、今野醸造は明治36年創業ですので100年以上続いている老舗ですが、仙台味噌の醸造元としては新しいほうなのかもしれません。

 

広大な敷地に入ると、歴史を感じる建物がたくさん。

とにかくすごいの一言。

 

敷地内にお店らしきところがなかったので、働いている方に「ここで味噌を買うことが出来ますか?」と聞くと「大丈夫ですよ!こちらへどうぞ」と快くお返事をいただきました。

忙しいのにスイマセン……。

 

事務所に案内されて、カタログなどを見せてもらいます。

この今野醸造では仙台味噌や醤油を醸造しているのですが、いろいろと賞も取っているみたいです。

 

やっぱりここは仙台味噌か……と思いましたが、気になる商品を見つけました。

 

「ふりかける仙台味噌パウダー」

 

いいじゃないですか、これ。

ということで、振りかける仙台味噌パウダー「ミソルト」を購入。

 

なかなかおしゃれなパッケージ。

 

「塩の代わり」、「炒飯やおにぎり」、「肉や魚」、「サラダ、ピザ、パスタ」など、もうホントに何にでも掛けていいみたいですね。

今回は初めてなので、シンプルにキュウリにパラパラかけて食べたいと思います。

 

 

食べてみると、なんて言うんでしょう、味噌の風味を感じることが出来ます。

もっと味が濃いのかと思ったら、そんなことはなくちょうどいい感じ、もう少し味の濃いのが好みならこれに塩を混ぜてもいいかもしれませんね。

 

これからはミソルトをいろいろな食べ物にかけてみて、自分の好きな味を探してみたいと思います。

 

 

今野醸造 宮城県加美郡加美町下新田小原5