日本初の賞与が支給された年 明治9年創業 岡崎斉の店のこけしあぶら取り紙

仙台市街地から車で1時間30分ほどのところにある宮城県大崎市の鳴子温泉。

 

 

鳴子はこけしの名産地ですので、道を歩いているといろいろなところにこけしが出てきます。

 

 

なんだかほほえましいですよね。

 

鳴子温泉駅から徒歩3分、1軒の老舗があるんです。

それがこちら、岡崎斎の店です。

 

 

岡崎斎の店は明治9年(1876年)創業の老舗。

明治9年は日本で初めて賞与(ボーナス)が支給された年なんだそうです。

支給した会社は「三菱会社」、創業者の岩崎彌太郎が社員と一丸となって挑んだビジネス戦争に勝利し、その勝利を「社員の奮闘のたまものである」として資格ごとに一律支給された賞与が日本初の賞与だったのだそうです。

 

 

そのころから営業を続けている岡崎斉の店。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

明治9年で間違いなさそうです。

お店の中に入ると、こけしをはじめ木地玩具が並んでいます。

岡崎斉の店は内閣総理大臣賞など数々の受賞歴のあるこけし製造のお店でテレビの取材なんかも来る有名なお店なんだそうです。

 

 

こけしグッズもたくさん。

ここはやはりこけしを買うべきかとも思いましたけど……こけしグッズもいいなぁ。

うーむ……。

 

と、迷った末にこちらを購入してきました。

 

 

あぶら取り紙です。

でもただのあぶら取り紙ではありませんよ、なんと「こけしが浮き出る」あぶら取り紙なんです。

 

 

皮脂を吸い取るとこけしが浮き出る……。

中を開けてみると。

 

 

何の変哲もないあぶら取り紙のようですけど。

 

 

光に透かしても、こけしのこの字も出てきません。

本当に浮き出てくるのかなぁ……。

 

ということで、1日頑張った40歳の皮脂で実証実験したいと思います。

 

 

テカテカです。

このテカテカをふきふきしていきます。

 

 

で、どうなったというと……。

 

 

あっ!浮き出ている!

この素朴な顔、こけしさんです。

 

自分の油を人に見せる事なんてなかなかないと思いますけど、このあぶら取り紙なら見せてもいいような……わけないか(笑)

自分でこっそりと楽しむアイテムとしては最高なのかもしれませんね。

 

 

岡崎斉の店 宮城県大崎市鳴子温泉湯元96