日本橋が石の橋に架け替えられた年 明治44年創業松花堂菓子店のカステラ

日本三景の一つ、松島です。

「日本三景」って日本全国の事ですよね、日本中のよい景色の中で3本の指に入るって結構すごいですよね。

 

 

こちらは松島にあるお城、松島城です。

元々お城があったわけではなく、以前はホテルの施設だったらしいのですが、現在は展望台として残されているんだそうです。

なんか手前のビルのほうが背が高いのが気になりますけど……。

 

で、今回伺った老舗はこちらです。

 

 

松華堂菓子店です。

 

松華堂菓子店は明治44年(1911年)に創業した老舗菓子店です。

明治44年は日本全国の道路の起点となっている東京、日本橋の「日本橋」が現在のような石の橋に架け替えられた年です。

日本橋が作られたのは1604年だそうですが、それまでは木の橋だったんですかね、明治44年に石の橋にして、その後現在までその石の橋が使われています。

 

ちなみに橋柱に掲げられた「日本橋」の文字は江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜の直筆なんだそうです。

100年以上前の橋が現在でも普通に使われているというのにも驚きますが、100年以上前から同じ商いを続けてきているというのも、本当に尊敬に値しますよね。

 

 

この松華堂菓子店、1階は雪竹屋というお煎餅屋さんで雪竹屋も松華堂菓子店がやっているお煎餅屋さんなんです。

 

 

店頭でお煎餅を焼いていてすごく香ばしくていい香りがします。

 

店内をぐるりとひとまわり。

お煎餅のほかにもおしゃれな雑貨なども売っていてお土産にもピッタリです。

 

で、店内の階段を2階に上がると……。

 

 

おおお。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

この松華堂菓子店の主力商品、カステラが置いてありました。

2階はカフェになっていて、中でも食べれるみたいですね。

 

 

奥は工場になっていて、このオーブンで毎日焼いているんだとか。

 

ということで、今回はカステラを購入してきましたよ。

 

 

いい感じです。

 

 

箱を開けるとまた箱に「松華堂」の文字が。

このパターン……、もしかしてこの次開けたらまた「松華堂」出てくるパターンなんじゃ……。

 

 

出てきませんでした(笑)

その代わりに出てきたのはとってもきれいなカステラです。

甘ーい香りも漂います。

 

ああ、美味そう。

 

一口食べると、甘すぎないでほんのり優しい甘さが口に広がります。

なんだか安心する甘さですよね。

 

 

そうそう、このカステラの底の部分、ザラメが付いてて美味しいんですよね。

美味しいからってそこだけ食べちゃダメだよ。

 

そして1階の雪竹屋でもお煎餅を購入してきたんです。

 

 

実は我が家の子どもは2人ともこういう固い煎餅が大好きでして……。

これ裏っ返すと、

 

 

別のお煎餅がくっついてるんです。

 

お煎餅も食べてみると、しっかり噛み応えのあるお煎餅で本当に美味しいですね。

 

 

お煎餅大好き。

お煎餅食べているところを写真に撮ろうとすると息子が変顔を……したところにさらに後ろから娘が変顔でかぶせてきます。

 

 

お煎餅の登場に2人ともテンションマックス。

 

 

最後は松華堂菓子店のお煎餅と松島こうれんを交互に食べていました、ホント贅沢ですね。(笑)

 

 

松華堂菓子店 宮城県宮城郡松島町松島町内109