杜の都景観重要構造物の一つに数えられる横山味噌醤油店の極味噌

仙台市街地から北仙台方面へ、車で5分ほど行ったところに横山味噌醤油店があります。

かなり重厚な感じの建物です。

 

この横山味噌醤油店は明治6年に雑穀商として創業し、明治42年から味噌醤油の醸造を始めたそうです。

 

この雰囲気のある建物は大正9年に建てられたもので、現在は、仙台市内に7軒しかない「杜の都景観重要構造物」の一つにも指定されています。

 

ちなみに以前伺った仙台駄菓子の石橋屋もそのうちの一つだそうです。

↑仙台駄菓子 石橋屋

 

横山味噌醤油店は裏手に工場や蔵があり、外からはそんなに大きくなさそうに見えますが、奥にかなり広がっています。

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

お店の中に入ってみると、大きな梁が出ていて外観以上に重厚な感じがします。

 

奥には2階へ続く階段も見えます。

 

にこやかに対応してくれたお店の方も、「昔の建物だから階段も急だし狭いし……、私も何度か転んで落っこちたことがあります」なんて笑って話してくれました。

 

大正9年に出来たとはいえ、きちんと手入れされているのだとわかるくらい、中は清潔感があり気持ちの良い空間です。

 

そこで今回のお目当てである味噌を購入してきました。

ヤマミズ極味噌 500g 540円

 

お店の方もこれが一番だということで、こちらを購入。

 

で、早速味噌汁にしてみました。

今回の具は大根です。

 

今までにも味噌を買ってきては味噌汁にしてレビューを書いてきていて、味噌汁以外のものを……、と毎回考えるのですが、やっぱり味噌汁になってしまうんですよね。

 

ということで考えて、今回は味噌でもう一品。

 

これ、なんだかわかりますか?

これは仙台野菜の一つ、曲がりねぎです。

 

仙台には、「仙台白菜」や「仙台芭蕉菜」など仙台野菜と呼ばれる伝統の野菜がいくつかあります。

 

この曲がりねぎも仙台野菜の一つで、これら仙台野菜は仙台市内の普通のスーパーでもたくさん売っています。

 

この曲がりねぎ、特長は見ての通り「大きく曲がっている」というところ。

 

どちらかというと、普通のねぎよりも細めで、甘くて柔らかいんですよね、味噌汁に入れても本当に美味しいのですが、今回は味噌炒めにします。

美味しそうに出来ました。

 

まずはねぎ味噌炒めを食べてみることに……。

 

ねぎがとろとろで甘みがあり、そして味噌の塩っ気が絶妙にマッチしますね、ご飯のお供としてもお酒のおつまみとしても最高です。

 

曲がりねぎ美味いなぁ……。

 

そしてお味噌汁も。

 

今までいくつかの仙台味噌を食べてみましたが、この横山味噌醤油店の極味噌はいかにも味噌!って感じで甘さが抑えられている気がします。

 

なんだかほっとする味です。

我が家の子どもも朝からたくさん食べてくれました。

 

横山味噌醤油店 仙台市青葉区柏木1-6-25