今日は仙台市街地から西、山形方面へ小1時間ほど車で走ったところにある作並温泉にやってきました。
仙台って車でちょっと走るとたくさん温泉地があるのでいいですね。
そしてどの温泉地も長い歴史があって、温泉地と共に歩んできた旅館があるんです。
ここ作並温泉にも長い歴史を持つ旅館が存在します。
こちら、鷹泉閣岩松旅館です。
鷹泉閣岩松旅館は寛政8年(1796年)創業の老舗旅館です。
あの浮世絵で有名な東洲斎写楽が活躍したのが寛政6年ですので、そのころから旅館をやってきたことになります。
東洲斎写楽は歌舞伎役者の浮世絵ですごく有名ですが、それ以外にも145余点の作品を残したと言われています。
ですが、活動期間は約10か月間だけで、その後忽然と画業から消えてしまったということで謎の絵師としても名前が残っています。
200年以上の歴史がある鷹泉閣岩松旅館。
看板がとても素敵です。
エントランスも広々としていてきれいですね。
温泉地の旅館に来たのだから、温泉に入っていこうかとも考えたのですが、時間の都合で今日はお土産物屋さんだけを見ていく事に。
入ってすぐはロビー。
高級旅館という感じがすごくします、雰囲気もいいですね。
春らしいお花まで。
作並は作並系こけしも有名な特産品です。
マッサンとリタ。
なぜここに?と思うかもしれませんが、作並のちょっと手前にはニッカウヰスキー宮城峡蒸留所があるんです。
真ん中の40年物のウイスキーは500万円と書いてありました、ひぇ~。
で、館内を見たところでお土産物屋さんのところに行ってみると……。
え……
ええ……。
何とシャッターが閉まっています。
えええええ。
ちょうと鷹泉閣岩松旅館に着いたのが11時なんですよね、ついさっきまでは開いていたというのか……無念……。
仕方なく、パンフレットを持って帰ってきました。
ああ、もう少し計画的に行くべきだったな……、やはり作並温泉に来たんだから温泉に入るようにという神様のいたずらでしょうか。
ううむ、温泉に入りにまた来ます!
鷹泉閣岩松旅館 宮城県仙台市青葉区作並元木16