王政復古の大号令のころ 江戸末期に創業した平賀こけし店の作並こけし

作並温泉の寛政8年創業 鷹泉閣岩松旅館から徒歩5分ほどのところ。

 

 

緩い坂を下ったところにも1軒の老舗があります。

 

 

こちら、平賀こけし店です。

 

平賀こけし店は江戸末期に創業した老舗のこけし店です。

江戸末期の慶応三年に王政復古の大号令が発せられ江戸幕府を廃絶、同時に摂政、関白なども廃止となり明治へと新しい時代に変化を遂げました。

 

 

作並系こけしは江戸時代末期に発生したと言われているもので平賀こけし店もそのころから代々作並系こけしの製造販売をしてきたのだそう。

 

 

作業場も丸見えですね、休憩中なのか今作っていなかったのが非常に残念ですが。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

いい味が出ている看板です。

 

店内に入るときれいなこけしがたくさん。

 

 

ああ、かわいい。

サンタこけしとか、天使こけし、ソフトクリームこけしなど遊び心も満載です。

こけしは昔、おもちゃとして出来たものなので遊び心があってあたり前なのですが……。

 

同じこけしでも一つ一つ表情とかの違いがあって味わい深いものがあります。

 

色々と見せていただき「これはかわいいな」というお気に入りのこけしを購入してきました。

 

 

包み紙もいいですね。

 

 

じゃーん!

我が家に初めてこけしがやってきました。

以前、ほやこけしは購入しましたがこけしらしいこけしは初めて。

 

 

顔がかわいい。

 

 

「平賀輝幸」と書いてあるのでしょうか。

看板に書いてあった名前ですね。

 

実はなぜこのこけしにしたかというと……。

 

 

それは我が家の娘にそっくりだったからです。

 

 

「似てるよ」と言うとまんざらでもない様子。

 

体のうしろにこけしを隠して……

 

 

お兄ちゃんを追いかけます。

 

 

実は息子のほうはこけしを見るなり「怖い!」と言ったんです(笑)

なので、こけしを片手に追いかける娘と、こけしから逃げ惑う息子。とても仲良しです。

 

 

すっかり気に入ったみたいで、こけしに「けしごむ」という名前を付けて何やら一人で遊んだりしていました。

 

かわいい作並系こけし、宮城県内にはほかにもいろいろな種類のこけしがあるので、なんだか集めたくなってきちゃいました。

またこけし店巡りに行くぞ!

 

平賀こけし店 宮城県仙台市青葉区作並元木13