石巻で120年以上続く米穀、氷の老舗 曽波乃神屋米穀店の麦ごはん

今回は宮城県第二の都市、石巻にあるピッコラパーク通りへ。

 

 

石巻の中心地から一本通りを入った道です。

 

 

飲食店などが多く並んでいますが、昼間なのであまりお店はやっていません。

さらに道を進むと……。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

夜の街に出ました。

この辺りは夜に賑わうエリアなのかもしれませんね。

 

実はこの夜のお店が多く立ち並ぶ場所に1軒の老舗があるんです。

それがこちら。

 

 

曽波乃神屋です。

曽波乃神屋は石巻で120年以上続く老舗の米穀店。

ここ石巻に電車が開通したのが大正元年(1912年)、小牛田から石巻までを仙台軽便鉄道という電車が開通しました。

軽便鉄道とは一般的な鉄道よりも規格が簡便で安価で造られた鉄道の事です。

 

宮城鉄道の仙台~石巻間が開通したのが昭和3年(1928年)ですので、それに先駆けて開通したということになります。

 

そんなころから、曽波乃神屋はここで商売をされていました。

 

 

お店の横の壁には2011年の東日本大震災の時の津波の表示があります。

ここ石巻は甚大な被害が出た地域の一つですが、市街地にも津波は押し寄せてきて曽波乃神屋も避難生活を余儀なくされたそうです。

 

ちなみに曽波乃神屋は「そばのかみや」と読むんだそうです。

 

早速店内に入ると、お米が並ぶエリアのほかに氷を作っているところも。

曽波乃神屋は米穀店として120年の歴史がありますが、氷屋としても50年の歴史があるそうです。

 

お米をいくつか見ていて、普段はあまり買わないようなものがいいかなと思い、今回はこちらを購入。

 

 

もち麦ごはん。

なんだか少し懐かしさもする麦ごはん、いいですよね。

 

炊き方は簡単。

白米を普通のご飯を炊くように研いで、そのあとこのもち麦を混ぜるだけ。

 

 

炊きあがりがこちら。

麦ごはんです、なんだか給食を思い出して懐かしい。

 

食べてみると、もち麦の食感がなんだかいい感じです。

噛んでいると甘みが増すというか、お米がさらにおいしくなるもち麦。

 

 

子どもも「なんかいつものご飯と違う」とか「プチプチが入っている」なんて言いながら、少し珍しそうに、でも美味しそうに食べていました。

 

 

曽波乃神屋米穀店  宮城県石巻市立町2-3-28