第1回オリンピックが開催された翌年 明治30年創業 マルト齋藤茶舗の煎茶

今回は宮城県気仙沼市の中心地、八日町に来ています。

 

 

古くから港町として栄える八日町、この辺りは100年を超える老舗もまだまだたくさん残っています。

今回はそのうちの1軒に。

 

 

通りの先に、かなり年季の入った建物。

こちら、マルト齋藤茶舗です。

 

 

マルト齋藤茶舗は明治30年(1897年)創業の老舗。

明治29年にはギリシャのアテネで第1回オリンピックが開催されました、なのでその翌年の創業ということになりますね。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

かなり歴史のある建物、2011年の東日本大震災で気仙沼も甚大は被害を受けた地域ですが、震災に耐えた建物なのだそうです。

 

 

看板もすごくいい感じ。

店内に入ると、ご主人が対応してくれます。

お茶のほかにお茶菓子や茶器、さらにちょっとした喫茶スペースもあるみたいです。

 

 

この建物は大正4年に建てられたのだとか。

 

 

帳場って言うんですかね、時代劇の中だけなのかと思いましたけど今でも現役というのは素敵です。

 

マルト齋藤茶舗はお茶屋さんなので、やっぱりお茶を……。

ということでご主人おすすめの煎茶を購入してきました。

 

 

こちら、煎茶初桜です。

パッケージがピンクでかわいいんですよね。

 

 

封を開けてみると、お茶のすごくよい香りが……、日本人でよかったと感じる瞬間です。

 

 

お茶を淹れますよ!

 

 

ちなみにこの茶筒、以前南三陸さんさん商店街にある明治41年創業の阿部茶舗で買った茶筒です、おっしゃれー。

 

 

出来ましたよ、本当にいい香り。

飲んでみると、煎茶の香ばしさとお茶の香りが広がります。

落ち着くなぁ。

 

ほっとする、というのはまさにこんな感じなんですよね。

お茶ってほっとするための飲み物なんだとつくづく実感しました。

 

普段、仕事中はコーヒーばかり飲んでいますが、温かいお茶を飲みながらというのも良いのかもしれませんね。

 

マルト齋藤茶舗 宮城県気仙沼市八日町2-2-17