宮城県北部の町、気仙沼に来ています。
ここは気仙沼市役所や気仙沼の商工会議所があったりと、気仙沼の中心地とも呼ぶべき目抜き通りです。
この通り沿いに1軒の老舗があるんです。
それがこちら、亀屋商店。
亀屋商店は明治37年(1904年)創業の老舗。
明治37年は、同年始まった日露戦争の戦費調達のために第1次桂内閣がおこなった臨時増税、第1次非常特別税がおこわれた年。
第1次非常特別税では毛織物消費税、石油消費税、たばこの専売が開始されました。
さらに翌年明治38年の第2次非常特別税へとつながっていきます。
そんな時代から営業を続けている亀屋商店。
亀屋商店の亀屋は「かめこや」と読むみたいですね。
お店の前に行くと、甕がたくさん並んでいます。
亀屋はこの甕の事でしょうか?
甕や陶器の置物が店頭に並んでいます。
金魚ちゃんもいるし。
店内に入ると、瀬戸物やお皿などが並ぶお店に。
品揃えも多岐にわたります。
これだけあると何を買おうか迷いますね。
店内にも甕がたくさんあるので、やはり一押しは甕なのかもしれませんが、甕を置いておく場所も我が家にはないしなぁ……。
と、いろいろ物色していると、すごく素敵な商品を発見。
ということで今回はこちらを購入してきました。
箸です。
色がすごくきれいで、普段使いというよりはお客様用かな~なんて。
キラキラしています。
お客さん用もいいですが取り箸でもいいかもしれませんね。
早速取り箸に。
ただ買ってきたかつおのたたきをお皿に盛りつけただけなのに、きれいな取り箸があるだけで雰囲気が本当に良くなりますね。
今回伺った亀屋商店、サイズの大小や様々なデザインのものなど本当にたくさんの甕が並んでいたので、次回は……甕だな。
亀屋商店 宮城県気仙沼市八日町2-1-7