藩政時代は仙台城下南の入り口だった河原町にある武田魚店のさんま煮

今回は仙台市街地から南へ車で10分ほどのところにある河原町へやってきました。

 

 

仙台市街地と長町に囲まれた立地の河原町。

江戸時代には仙台城下南の入り口として河原町はありました。

「丁切根(ちょんぎね)」と呼ばれる木戸が設置されていて朝と夕方に開け閉めされていたのだそうです。

 

そんな河原町、寛永17年(1640年)に青物市場が開設され物や人が行き交う流通の拠点として昔から活気のあった町です。

現在、新しいお店もたくさんありますが、古くから残されている建物昔から営業を続けているお店などもあります。

 

河原町の目抜き通りの先まで来たところに1軒の老舗があります。

 

 

こちら、武田魚店です。

武田魚店は正確な創業年はわからないそうですが、現在で5代目、百数十年続いている老舗の魚屋さん。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

地元密着という感じのお店ですね。

早速店内に入ると……。

 

 

魚店と書いてありますが、野菜や加工食品なども多く扱っています。

奥の冷蔵庫には鮮魚など魚も置いてありました。

 

武田魚店、お魚が新鮮なのはもちろんですが、新鮮なお魚を使った総菜が人気とのことなので、今回はこちらを購入してきました。

 

 

さんま煮です。

食べてみると、味がすごく染みていてすごく美味しいんです。

骨がすごく柔らかくて「骨入ってるの?」と思ってしまうくらい。

ご飯のお供に、お酒のおつまみにも最適な一品です。

 

さらにこちらも。

 

 

まこがれい煮です。

さんま煮よりも上品な味付けですけど身もホロホロでこちらも美味。

 

 

お魚大好きな娘も一生懸命食べていました。

ご飯や他のおかずは後回しに、一人黙々とさんま煮にかじりつく……横から食べれば食べやすいのに、あえて縦に食べてるし。

子どもってこういうことしますよね(笑)

 

煮魚以外にもお刺身とかお寿司とか美味しそうなものがたくさんあったので、次回はまた違うものを買いに行きたいと思います。

 

武田魚店 宮城県仙台市若林区河原町2-4-16