鉄道や港など街の様子が激変した明治時代に創業 中長の中長弁当

ここは塩竃のメインストリートとでも言いましょうか、鹽竈神社の入り口の前を通っている道路です。

 

 

この通り沿いにも100年以上の老舗割烹があります。

 

 

こちら、中長です。

中長は明治期に創業した老舗割烹で、この場所は銘酒浦霞を醸造している佐浦のすぐ隣です。

明治時代の塩竈は東北で初となる鉄道が開通したり、それまでも漁港でしたが本格的な漁港として整備されたりと、人や物流がものすごく変化した時代でもあります。

 

様々なものが新しく移り変わる時代に、この塩竈の地で中長は創業しました。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

中に入ると、すごくきれいな店内で高級感が漂います。

 

「どうぞ お好きな席へ~」とお店の奥に案内されました。

塩竈で働いているビジネスマンらしき人や、何かの会合の後でしょうかご高齢の団体さん、ほかには時期だからか七五三のお詣りの帰りっぽい親子の姿もあります。

 

鹽竈神社からすぐ近くですし個室もあるので、そういった特別な日のご飯を食べる場所としても塩竈の人たちに活用されているみたいですね。

 

メニューを見てみると、やはり海が近いこともあって海の幸を使ったメニューも並んでいますが、ランチメニューは結構リーズナブルです。

 

何がいいかといろいろと考えましたが、ここは店名を冠したメニュー「中長弁当」を注文。

 

「かつ丼」とか「まぐろ丼」とかなら、何が出てくるのか大抵想像は出来ますが、中長弁当ですからね、来るまでどんなものだかわからないという楽しみもプラスします。

 

で、待つこと20分。

 

来ましたよ、中長弁当。

 

 

おおお、豪華~。

お刺身、酢の物、焼き物、揚げ物とすべてに海の幸が使われています、贅沢ですね。

 

それではいただきます!

 

 

笑顔が絶えません。

 

全体的に素材の味を活かしているというか、変に味付けしないのがすごくいいですね。

どれも本当に美味しいですよ。

 

茶碗蒸しにも海老が入っていたりと、もうとにかく港町塩竈のすべてを堪能出来るお弁当です。

 

結構なボリュームでしたが15分くらいですべて完食してしまいました。

 

 

いや、もう本当に満足です。

 

塩竈の美味しいところを全部食べることが出来る中長、ここは絶対にリピートすると思いますよ。

今度は休みの日にゆっくり来ようと思います。

 

 

中長 宮城県塩竈市本町3-22