今回も仙台市街地から車で1時間30分、宮城県大崎市鳴子温泉に来ています。
古くから温泉地として栄えてきた鳴子温泉なので、古くから商売をしている老舗もまだ残っているんですよね。
そのうちの1軒に伺ってきました。
こちら、本舗一之坂餅屋です。
本舗一之坂餅屋は文政元年(1818年)創業の老舗餅屋。
本舗一之坂餅屋が創業した翌年である文政2年には、時の将軍である第11代将軍徳川家斉のもと、金の含有量を下げた同じ価値の小判である文政小判を発行し、改鋳利益による幕府蓄財を図りました。
ものすごく歴史を感じる看板ですね。
古いものなのでしょうけど、すごく大切にされているのが伝わってきます。やっぱり看板というのは大事ですよね。
栗だんごは鳴子の名物の一つ。
以前鳴子に来た時、餅処深瀬でも栗だんごを購入しましたよね。
店内へ……。
栗だんごがメインですが、他にもお団子やおまんじゅうなども売っていて、若旦那さんが試食も勧めてくれます。
中には商品自体は売り切れていて、試食だけのものまで(笑)。「これ試食しかないけど食べていって!」と。
普通のおまんじゅうとかもすごく美味しかったのですが、やはり名物の栗だんごでしょ、ということで栗だんごを購入してきましたよ。
それがこちら。
栗だんごが6個しか入っていないはずなんですけどね、ずっしりと重いんです。
包みを開けると……。
みたらしにだんごが沈んでいます、これが栗だんご。
重さの原因もみたらしです。
まだほんのりと温かいんですよね、美味しそう。
すごく美味しそうですね、早速食べてみたいと思います。
……うんうん、美味い!
みたらしが程よい甘さでお餅がツルツル、そして中に入っている栗の食感もあって最高に美味しいですね。
一つ一つそんなに大きくはないんですけど、結構食べ応えがあるのでかなり満足度が高いです。
ふ―、ご馳走様でした。
今回伺った本舗一之坂餅屋は長い歴史を持つ老舗ですが、本当にアットホームなお店で立ち寄りやすいというか。
また鳴子に行くときには必ず寄らせてもらいますね。
本舗一之坂餅屋 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷35-1