松本清張や太宰治など文豪が生まれた年 明治42年創業 川敬醸造の仙台味噌

今回は仙台市街地から車で約1時間、遠田郡涌谷町にやってきました。

 

 

こちらは涌谷城跡。

江戸時代以前からあった涌谷城、その後豊臣秀吉の天下統一を経て伊達家家臣の亘理氏の居城となりました。

 

 

現在は城山公園として整備されており、桜の名所にもなっているのだそうです。

 

この涌谷城跡から車で5分ほどの場所に100年以上続く老舗があります。

こちら、川敬醸造です。

 

 

川敬醸造は明治42年(1909年)創業の老舗。

明治42年は「ゼロの焦点」、「砂の器」などベストセラーのある松本清張、「走れメロス」や「蜘蛛の糸」などの名作のある太宰治と文豪たちが生まれた年。

 

 

100年以上続く歴史を持つ川敬醸造。

こちらの建物は事務所でしょうか、奥に大きな工場も見えます。

 

事務所へ「ごめんくださーい」と入ると、女性の方が対応してくれました。

「スイマセン、ここで味噌や醤油を買うことが出来ますか?」と聞くと「普段はスーパーとかに卸してるからねぇ……」と。

「買うことが出来ると言えば出来るけれども、ラベルとかをこれから貼らないといけないから……」。

 

たしかにそうですよね、ここで迷惑を掛けるわけにいかないので川敬醸造の商品をスーパーで探し出し今回買ってきたのがこちら。

 

 

仙台味噌、粒です。

もうほんと、この状態でも美味しそう。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

ちゃんと川敬醸造の味噌です。

 

今回は川敬醸造の仙台味噌を使って……味噌汁にしようかと思いましたけど、サンマがあったので……。

 

 

このサンマを味噌で煮ていきます。

 

 

先に煮汁を作り、

 

 

骨ごとぶつ切りにしたサンマを投入。

そして煮る事30分。

 

 

完成です、簡単料理ですね。

 

 

味噌を多めに味付けしたので、しっかり味がありおかずにピッタリの一品となりました。

 

 

お魚大好きな娘はたくさん食べてくれるのですが、息子は味噌は味噌汁がいいと、また謎のこだわりを発揮。

 

ということで翌日の朝は味噌汁に。

 

 

ちょうどビッグなめこを手に入れたので、なめこ汁にします。

なめこ茹でて火を止め味噌を投入。

 

 

はぁ~、すごーく味噌のいい香りがします。

川敬醸造の仙台味噌は、すごく甘い香りがしてたまらないんですよね。

 

 

で、出来上がり、シンプルななめこ&豆腐の味噌汁です。

食べてみると、味噌の味はややまろやかでとても美味しい。

 

 

息子はもちろん味噌汁はたくさん食べてくれました、とてもおいしかったみたいです。

 

川敬醸造  宮城県遠田郡涌谷町涌谷浦町前西64-1