江戸時代から続くお米屋さん 岡部商店のお米つや姫

今回は仙台市街地から東へ車で20分。

塩竈へとつながっている道、仙塩街道を走ります。

 

 

七北田川の手前を右折し、住宅街へ。

 

 

しばらく走ると1軒の老舗が見えてきました。

こちら、岡部商店です。

 

 

岡部商店は江戸時代に創業した老舗です。

そのころ仙台平野に広がる水田へ肥料を販売したことが岡部商店の始まりで、その水田で獲れたお米を仙台の中心地へと馬車で売りに行っていたそうです。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

現在は肥料やお米の販売も続けていますが、その他にもLPガス、灯油、食品、塩、たばこの販売などもおこなっています。

 

 

灯油は今が時期ですからね、この車もフル稼働なんでしょう。

 

 

お店の中をのぞいてみると、お米が山のように積み上げられています。

業務用なのか飲食店へ販売するものなのか、とにかくすごい量。

 

店内に入ると、一般小売のお米コーナーもあったり他にはお菓子や調味料などの食品も置いてあります。

 

いくつかのお米の銘柄が並んでいましたが、一つの銘柄だけ数が少ないもの……。

宮城の代表的なお米だったら「ひとめぼれ」かな?と思っていたのですが、ひとめぼれはまだたくさん置いてある……タイミングの問題もあるんでしょうけど。

 

で、お店の方に「なんでこれだけ売れているんですか?」と聞くと「ひとめぼれはこのあたりの人の中ではあたり前のお米って感じだから。ひとめぼれも美味しいんだけれども他のお米が置いてあったら、この辺じゃそっちに行っちゃう」とのこと。

 

ああ~そういう認識なんですね、ひとめぼれはいつも近くにいるあたり前の存在だから、ということなんですね。

「ひとめぼれも美味しいんだけれども、でもこっちの売れているお米も美味しいんだよ、冷めても美味しいし。」

……冷めても美味しいお米……以前聞いたことありますね、あれはたしか……そう、「だて正夢」。

 

冷めても美味しいというのはお米の美味しさの基準の一つなのかもしれませんね、たしかにだて正夢は美味しかったし。

 

ということで、今回岡部商店で購入してきたのはこちら。

 

 

「つや姫」です。

 

「つや姫って山形のお米じゃないの?」と言われたのですが、このつや姫は宮城県産です。

 

 

そういえばJリーグ、モンテディオ山形のユニフォームに「つや姫」って書いてありましたね、別に山形産でもいいんですけど、このつや姫は宮城県産でした。

 

つや姫で何を作ろうか……、冷めても美味しいお米なんですよね……。

 

ということで迷わずおにぎりにしちゃいました。

 

 

つやつやでうまそーう!

 

 

食べてみると、本当に冷めていても美味しい!つぶが一つ一つしっかりしていて本当に美味しいおにぎりが出来上がります。

お米の甘みも感じることが出来て、これは幸せだなぁ……。

 

 

子どもたちはおにぎりも大好きなんですよね、あったかいお味噌汁と一緒に冷めた(笑)おにぎりをたくさん食べてくれました。

 

 

岡部商店 宮城県仙台市宮城野区福田町2-12-6