東京で午砲がはじまった年 明治4年に創業した高橋生花舗のポインセチア

JR仙台駅から地下鉄東西線で一駅、宮城野通駅にほど近い場所に来ています。

 

 

この辺りもオフィス街ではあるんですけど、1本路地に入ると静かで落ち着いた感じに。

宮城野通駅のオフィス街の一角に100年以上続く老舗があります。

 

こちら、高橋生花舗です。

 

 

高橋生花舗は明治4年(1871年)に創業した老舗の生花店です。

明治4年は東京府で午砲が始まった年。

午砲とは正午の合図として大砲の空砲を鳴らすことなんだとか。

当時は皇居内中央気象台隣の練兵場から、天文台からの電信を合図に午砲が鳴り響き、その音は俗に「丸の内のドン」と呼ばれていたのだそうです。

これが大正11年(1922年)まで続いたそうで、約50年間鳴り続きました。

 

丸の内と言ったら東京のど真ん中ですよね、そこで正午に大砲の音が「ドーン!」なんて鳴っていたなんて今では信じられませんけど、一般庶民は時計など持っていなかったでしょうから、時を知るには良かったのかもしれませんね。

 

その午砲が始まった明治4年に、この高橋生花舗が創業しました。

 

ちなみに高橋生花舗、現在、仙台最古の生花店なんだそうです。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

外にも中にもたくさんのお花が飾られていて、140年以上も経っている老舗ということを忘れてしまいます。

店内はお花のいい香りが充満していました。

 

どの花にしようかと迷いましたけど、クリスマス前ですからね、やっぱりこちらに。

 

 

ポインセチアです。

 

 

クリスマスツリーの横に置くと赤が映えていい感じですね。

一気にクリスマスっぽくなってきました。

 

 

子どもたちもお花が大好きです。

 

 

高橋生花舗 宮城県仙台市宮城野区榴岡4-8-1