日本初の交通信号機が設置された年 大正8年創業 浅勘酒造店の日本酒

今回は仙台市街地から北へ車で40分。

古川市の市街地からやや南へ行ったところにある老舗へ。

 

多田川のほとりに……。

 

 

こちらが今回の老舗、浅勘酒造店です。

 

浅勘酒造店は大正8年(1919年)創業の老舗酒造店。

大正8年は、日本で初めて交通信号機が設置された年です。

設置された場所は東京・上野広小路の交差点で、そのころは今みたいに赤青黄色と電気が光るものではなく、木の板に「トマレ」「ススメ」と書かれていて、それをくるくる回すような木製の交通信号機でした。

 

その後、現在のような電気で光る交通信号機が登場したのは昭和5年で東京・日比谷の交差点に設置されたのだそうです。

 

 

そのころからお酒を造り続けている浅勘酒造店。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

作っているお酒の銘柄は酔舞ですかね。お花見の時期にピッタリかも。

 

店内に入ると、ご主人が対応してくれます。

 

 

年季の入った看板、いいですねぇ。

浅勘酒造店で造っている日本酒酔舞もそうですが、梅酒やブルーベリーリキュールなども作られています。

 

ブルーベリーリキュールもいいなと思いましたが、最近あまり日本酒らしい日本酒も飲んでいないなと思い、やっぱり浅勘酒造店の一押しである酔舞を購入。

 

ご主人に「どこから来たの?」と聞かれたので「仙台です」と答えると「相当日本酒好きなんだねぇ」と。

「たまにいるんだよね、こんな田舎にまでわざわざ足を運んで買いに来る日本酒好きの人って」と。

いや……そういうわけではなかったのですが、ご主人もなんだかうれしそうだし別に日本酒嫌いなわけじゃないしということで、エヘヘ、また来ます!と言って出てきました。

 

で、今回買ってきた酔舞、こちらです。

 

 

どーん!

この高級感。

 

箱を開けてみると……。

 

 

金のベッドに寝そべる酔舞。

 

 

羽衣を着ている酔舞。

神々しい。

こんな神々しいお酒が我が家に来てしまってもいいものか。

 

 

いいですねぇ、今夜はこちらで晩酌です。

 

 

一口飲んでみると、何ともフルーティな味わいで美味しいです。

飲みやすくて体にスッと入ってきます、いいお酒なんだなぁ。

 

「なんかマスカットの味がする」って言ったら息子が興味を示してしまいましたけど(笑)

 

今回伺って買ってきた浅勘酒造店の酔舞、遠くからでも買いに来る人がいるという気持ちもわかりました。

 

浅勘酒造店 宮城県大崎市古川矢目北谷地87