東京天文台がハレー彗星の撮影に初めて成功した年 明治42年創業 山形屋商店の仙台麩

今回は登米市の市街地からやや南へ行った登米市津山町へ。

 

 

緑が豊かでとてものどかな場所です。

 

 

ここ津山町はごらんのとおりのどかな町なのですが、宮城県のみならず全国的にも有名な老舗企業があるんです。

それがこちら、山形屋商店です。

 

 

山形屋商店は明治42年(1909年)に創業した仙台麩の老舗です。

明治42年は東京天文台で初めてハレー彗星の撮影に成功した年。

ハレー彗星とは地球に約76年周期で接近する短周期彗星の事で、その存在は紀元前の文献から数多く報告されている彗星です。

明治42年当時、麻布にあった東京天文台で44枚の写真の撮影に成功したのだそうです。

 

老舗が続々導入。ホームページ接客ツール「Hospii」

 

「山形屋商店」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、この大きな看板にある「仙台麩」の文字には見覚えのある方も多いかもしれません。

 

宮城県内でスーパーに行けば必ずと言っていいほど、山形屋商店の仙台麩が置いてありますし、宮城県だけではなくてもちょっと大きなスーパーに行けば山形屋商店の仙台麩は売られているところは結構あります。

 

このすごく大きな工場を見ればそれも納得です。

 

 

段ボールも山積み……。

 

でもここは本社と工場で販売はされていないみたい……、どうしようと思っていましたが山形屋商店のすぐ隣にスーパーがありました。

 

 

「仙台麩」の暖簾もあるしここは絶対に売っているだろう……と、中に入り探してみると。

あ!あったあった!レジ横にありました。

 

ということで山形屋商店の仙台麩を購入してきました。

それがこちら。

 

 

仙台麩の端っこだけが入っているという「はじ丸」。

山形屋商店の仙台麩は登米市名産の油麩の事。

その端っこだけを集めたのがこの商品なんですね。

 

このはじ丸で今回は小松菜と油麩の煮浸しを作ります。

 

 

煮汁を作って小松菜とはじ丸を入れるだけ、とっても簡単です。

 

 

すぐに完成してしまいました、忙しい朝にピッタリのメニュー。

しかもなぜだか油麩って朝ごはんに合うんですよね、調理も簡単だし。

 

食べてみると出汁がしっかり染みていて美味しいんです、ご飯にも合うし食べ応えがある、しかしヘルシーというもう完全食ですね。

 

そしてはじ丸でもう一品。

 

 

やっぱり味噌汁なんですよね。

味噌汁にも入れるだけでしっかりとした味になるので、油麩を味噌汁に入れるのが私は大好きなんです。

 

山形屋商店のはじ丸は端っこの油麩だけが入っているんですけど、油麩の端っこってきちんと食感が残るので味噌汁にピッタリです。

 

今日も朝から油麩づくしですけど……。

 

 

子どもも美味しく食べてくれてよかったです。

 

山形屋商店 宮城県登米市津山町柳津町16